積みゲー崩しと備忘録のようなもの

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Doki Doki Literature Club! (ドキドキ文芸部!)プレイメモと感想など

色々と話題になっていて前々から気になってインストールだけしていた Doki Doki Literature Club! (ドキドキ文芸部!)を遊びました。

store.steampowered.com

 

2017年、Team Salvatoによって公開されたフリーゲームです。

ほのぼのとした美少女とのウハウハ恋愛ゲーム……と見せかけてグロシーンが度々出てきます。

13歳以下・または暴力的なシーンで精神的に大ダメージを受けてしまう人はプレイしないでね!というような注意書きがあります。

 

 

展開についてかなりのネタバレをしているのでネタバレ注意。

スチル絵の掲載は無しですがゲーム中の一部場面の掲載が有ります(非公式日本語化パッチを適用)。

 

今回のゲームは未プレイなら予備知識無しでした方が良さそうです。

極端に心臓が弱かったり暗い内容に一切耐性が無ければその限りではないけれど。

 

 

 

1周目 幼馴染のサヨリちゃんの入っている文芸部に誘われて、美少女4人が所属している文芸部に入ることになった若干オタク気質の主人公(男)。

美少女ばかりだからあわよくばこの中の誰かと仲良くなれねえかな~、と下心満載のようです。まあ健全なDKとして間違っちゃいない。そもそも恋愛ゲームということになってるようだし。

多分サヨリちゃんは主人公に惚れてるんだろうなと思いつつ、ツンデレっぽいナツキちゃんが好みだな~と思いナツキちゃんを攻略してみることに。

 

…途中で突然モニカさんの喋ってる言語が英語になったので慌てて英語辞書持ってきたのは私です。笑

そういえばスターデューバレーの時もあったなぁ未翻訳箇所。本来英語のものを有志の方が翻訳してくださってるものだから、そういうこともあるよね。

 

ナツキちゃんとのイベントをいくつか見つつ、順調に距離を縮めていきます。やっぱり可愛いなこの子。

なんだかお父さんが厳しいらしい…。厳格なお父さんなのかな。

 

ナツキちゃんと自宅デートをすることになった直後、何故か最近元気のないサヨリちゃんの部屋を訪問してみることにしたらしい主人公。

お前(主人公)ナツキちゃんにしか構ってないのにそういう突然のやさしさ良くないと思う!!……いや私が勝手にナツキちゃんの追っかけさせてるんだけどさー……。

サヨリちゃんによると、彼女はこんなに明るく何も闇を抱えてないように見えますが実は重い鬱病を抱えているそうです。

いつもの明るい笑顔で「私に価値はないって思う」というような病んだ内容をいろいろ聞かせてくれます。

主人公サヨリちゃんを抱きしめたりしてなに考えてんだ、だってお前ナツキちゃんを…… いや~これはサヨリちゃんを選んでっていうゲームからの忠告?

 

↑などとモヤモヤしつつも1周目のラスト付近でサヨリちゃんを突き放す選択肢を選んだら、案の定……と思うような展開になりました。

自分に対して価値が見出せない、って言ってたから自分を殺すほうを選んでしまったんだな……。

それにしてもこういうスチルが急に画面上にバーンと表示されるとさすがにちょっとドキっとする。

深い後悔の念を抱く主人公。

いや…ごめん、私のせいだな……告白受け容れてたら何か違ってたのかな…。(※あとで調べたらここはスチルの有無に関係するだけでどっち選んでも結末は変わらないみたい)

 

 

そのままタイトル画面に戻されてしまったので2周目開始。

うわ、せっかくだから1周目で間違えた選択肢をやり直そうと思ったらロードできない!

そのままニューゲーム。

 

サヨリちゃんがいなくなってしまったせいか初っ端からどぎつい。

ちょっと怖いな~これ。

見るからにホラーゲームだったら最初から覚悟を決めてるからそうでもないんだけど、こういうほのぼのと見せかけたゲームで突如こんな展開になると「ひえっ」ってなる。

夜やらなくてよかったな。

 

結局主人公には最初から幼馴染は存在しないような展開に切り替わって1人で登校することになった。

 

これ、テキストや展開が前回と同じように見せかけて所々違うんだ。

ニューゲームを選んでもサヨリちゃんは居ないってことは、いなくなってしまった部員にはもう二度と会えないのかな…。

 

今回もナツキちゃん推しは変わらないんですが、せっかくなので前回ほぼノータッチだったユリとお近づきになってみることに。

 

ナツキちゃんとユリの大喧嘩が1周目の時よりもずっと酷いものになってしまった。

サヨリちゃんが居ないせいなのか、主人公では止めようにも止められないまま……。

話が途中で終わって詩を書く場面になったり、キャラの台詞がバグったり。バグった言葉はログでも確認はできないみたいです。演出怖い。

 

モニカさんが「明日にはナツキちゃんは全て忘れているわ、完全にね」と言っていた通り、翌日には何故かナツキちゃんだけが昨日のユリとの大喧嘩をすっかり忘れてしまってました。

 

水を入れに行ったユリが戻って来ないので、探しに行ってみる主人公。

……何か物凄くやばいものを見た気がしたんですが……。

ここで凄いスピードで流れていく言葉が全部英文だったことと、バックログで確認できなかった事で主人公とユリが何をしゃべっていたのかわからなかった。くそっ 私に教養があれば。

 

戻ってくるユリ。

何事もなく応じる主人公。こわい!こわいってば!

 

ユリは……なんだろう…ヤンデレ?なの?

いよいよホラーゲーみたいになってきた。

 

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見た!見ました!よかった(?)夢じゃなかったんだ!

どっち!?ユリが水汲みに行った時のやつ?!それともついさっきの眼球ギョロギョロの方!??

 

ユリにヤバすぎる癖があることを教えられました。

ち、近寄らないようにかあ…… やっぱりナツキちゃんを攻略するべきです?

 

モニカさんに「私は精神的にはまともだから私と過ごしてもいいのよ」と言われた。

できるならそうしたいんですけどねー、モニカさん攻略対象に入ってないっぽいじゃ………ええ…… なんだこの支離滅裂な詩?!モニカさんもヤバそうじゃないですかやだー!!!何が起こるのこれから。

 

翌日(?)もまた何か見てはいけないものが見えた気がしましたが気のせい…気のせいなんだ……夢だと思おう。

今日も部員に詩を見せよう。

 

ナツキちゃんには詩を見せられませんでしたが、代わりに渡された紙には詩ではなくてユリを気遣う文章が書かれていました。

ナツキちゃんいい子だな。本当好きなんですよこの子。

選択を間違えたらこの子もサヨリちゃんみたいに可哀想なことになってしまうんだろうか……。

 

今回は間違った選択をしたわけじゃないと思うのに!ユリが!ユリがー!!

 

文化祭当日にやってきたナツキちゃんはユリの遺体を目にして吐きながら出て行ってしまうし、モニカさんはわけのわからないことを言い出す。

 

 

そして呆然としてるうちに3周目が始まったんですが、

 

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初っ端からこれ…なんだこれ 怖い……モニカさん綺麗だけど怖いよ。

ゲーム内は男の子だから、と思って自分の名前とは全然関係ない名前を入れていたんですが、ここでモニカさんからPCに登録されてる本名を呼ばれました。怖ー!

 

・モニカは最初から自分がゲーム内の登場人物だと気づいていた

・周りの友達がただ主人公と恋愛するだけのプログラムで組まれた存在だと気づいていた

・自分も主人公(の向こう側に居るプレイヤー)を好きになったものの、自分の個別イベントは無いため他のキャラクターのシステムをいじって性格を変え、それが結果的に彼女らを自殺に追い込むことになった

自分以外の3人のキャラクターファイルを削除したのでこの世界にはもう私とあなたしかいないわ

 

以上がモニカさんから語られたことです。

 

教室なのかなんなのかよくわからない空間でひたすら一緒に過ごすことになる主人公とモニカさん。

ここでモニカさんが話してくれる内容、かなり種類がたくさんあるんですね。

結構な時間を一緒に過ごしたけれどひょっとしたらまだあったのかな……。

…なんだかキャラクターファイルについてやたらと言及してくるなーとは思ってたものの、それをどうしろという話だとは思っていなかった私はモニカさんとここでこうして会話するのがこのゲームの終わりなのかな、と解釈してしまい、ゲームを遊んだ後にいつもしてるように他のユーザーさんのレビュー等見に行ってみたのですが……

 

モニカさんのキャラクターファイルを削除することで4周目が始まる】ということをそこで初めて知りました( ˘ω˘ )

 

モニカさんに心の中で謝り倒しつつモニカさんのキャラクターファイルを削除してゲームを始めてみる。

…………。

 

4周目が始まりました。

タイトル画面にはモニカさん以外の3人(まともなビジュアル)がいます。

 

今回は文芸部はサヨリちゃんが部長として回してるみたい。

主人公は誰に無理強いされるわけでもなく、サヨリちゃんのために文芸部にやってきます。

大喜びしてくれるサヨリちゃんかわいいな…会うの久しぶりだから余計に嬉しくなっちゃう。

1周目と2周目でなんだかずっとギスギスしていたユリとナツキちゃんも仲良さげに談笑してます。よかったね。

 

「この状況(仲良くするユリとナツキ)すっごくかわいくない!?」というサヨリちゃんに、そうだね~と心の中で返事をしていたら……

 

 

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!?!!?

 

えっ?

 

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 ……ええ……? 

 

 

サヨリちゃんが「もう二人きりだからどうでもいいね」などとモニカさんみたいなことを言い出して……

 

結局、モニカさんと思われるエラーメッセージが出てきてサヨリちゃんが消し去られ、そこでゲームが終わりました。

 

 

誰も幸せになれない文芸部よ、これで永遠にさようなら。

 

 

エンディングが流れ、以降は何度ゲームを起動してもモニカさんからプレイヤーに宛てたらしき手紙が表示されるだけ。

エンディングでカラーになってないのは本編中で見逃したスチルかなー…ナツキちゃんばかり追いかけてたせいでサヨリちゃんとユリのスチルいくつか見れてませんでした。残念。

多分フォルダ内に入ってるどれかのデータを消せばまた最初から出来るんだろうなとは思うけれど、とりあえず今回はここでおしまいにしとこうかな。

 

 

 

 

 

こんな内容が無料で遊べるって 現代ってすごいなあ…と思うばかりです。

作りこみ方がすごい。

 

このゲームだって実在する人間がプログラムを組んで作ったものだけど、そうとわかっていても画面のこちら側に向かって話しかけてくるキャラクター っていうのは、何度体験してもちょっと怖いな。

キャラクターイラストも背景のイラストも綺麗で良かったです。

そしてその分1周目のラストや2周目のラストのスチルは強烈だった。

 

以上です。

ナツキちゃん攻略が最後までできなかったのが心残りだ…(まだ言ってる)

目の前で嘔吐はしたけれどエグい自殺しなかっただけ良かったと思うべきなのか。