積みゲー崩しと備忘録のようなもの

ひたすらゲームの感想を残すブログ

2021年のこと

ちょっとお久しぶりです。
早いもので、2021年ももう終わりですね。
ひとつのゲームをしっかり遊ぶことが増えたせいかブログを分離したせいか更新頻度が低くなり気味ですが、今年も1年のんびりと好きなものについて記し続けることが出来ました。
遊びに来てくださる皆様のおかげです。
いつもありがとうございます!

2021年、色々ありましたね。
オリンピックも無事に開催されて良かったです🏅
わたしの2021年は、相変わらずプライベートでは特に変わったこともありませんでした。
コロナを言い訳に仕事以外はほぼほぼ自宅に引きこもり、趣味に興じていました。
新しいPCを手に入れて最新のゲームが色々遊べるようになったり、そのPCが2度も故障したり、新しい推しと出会ったり……趣味関係は今年も細々と、でもしっかりと楽しめたかなと思います。

 

さて、去年「この1年間で特に好きになったもの」

nksz.hateblo.jp

……を残したところ後々自分で振り返るのにも便利だったので、今年も『今年触れたものの中で特に気に入ったものや継続して好きだったこと』など、少しずつまとめてみようと思います。
相変わらずどうでもいい自分語りが主&ゲームに関係ない事も多くて申し訳ないのですが、暇潰しをお探しの方はもし宜しければお付き合いください。

ネタバレは極力無いように書きました(多分)。

 

 

2021年に好きになったもの

 

文房具・ノート編

ほぼ日手帳

www.1101.com


こちらは昨年にも言及しましたね。
2020年はオリジナルを使っておりましたが、2021年はオリジナルより少し大きめ(A5サイズ)のカズンにしました。
今年もしっかり1年続けましたよ!
……と言いたいところですが、実はところどころ書いていない日があります。
この振り返り記事を書くにあたって読み返してみたところ、今年の初め頃に飼い猫が1匹亡くなり、虚無の日々を過ごしていた間は日記も1~2行な上にろくにデコレーションもしていない味気ないページが続いていました。
ほぼ日手帳は機能が充実している分手帳としてはお高めなので「もったいない使い方をやっちまった~」と反省したのですが、飽き易いわたしにとっては例え1~2行であってもその日の記録をつけることに意味があったのかなとも思っています。
ただ、ほとんど手帳としての使い方はしておらず、家で自分で読み返す日記としてしか使用していないため来年以降はほぼ日は卒業して後述のマイノートに日々の記録を付ける事にしました。

バレットジャーナル

www.kokuyo-st.co.jp

ほぼ日手帳は完全に個人的な日記として使ってしまっていたので毎年持ち歩き用の別の手帳を買っているのですが、あまり手帳を活用できないままでもったいないなあと感じていたところ、バレットジャーナルの紹介記事を見つけました。
1から手書きで自分に必要な項目を書いていって、自分にとって最高に使いやすい手帳を作ろう!という手帳術で、人によってページデザインや活用方法が違います。
わたしは飽き性だからそんなに長続きしないかもな……と思いつつ、何をするにもいきなり形から入ってしまう大馬鹿野郎なので「バレットジャーナルに最適」と紹介されていたかなりお高めのノート(ロイヒトトゥルム1917というドイツ製のハードカバーノートです。お値段3000円ほどですが、普段のわたしは特に文房具にこだわりがなく100均一のノートを使っているので結構勇気のいる買い物でした)を購入して始めてみました。
2021年8月から開始したため、まだ日は浅いですがちゃんと続いております。
お気に入りのシールを貼ったり、趣味で楽しんだ日には手書きのカレンダーに色を付けたりすることでテンションが上がります。
この手帳を付け始めてからは観たいテレビ番組を見逃したり、ソシャゲのイベント終了日を勘違いしたり、2Weekコンタクトレンズを捨て損ねたりするようなことが随分減ってきました。
来年もこのまま続けて生活の質を少しでも上げられたらいいな!

マイノート

はたしてこれをマイノートと呼んでいいものかどうか微妙ですが、上記2つとはまた別に『マジでなんでも書くためのノート』をひとつ作りました。
ほぼ日手帳は1日のページ=1ページと決まっているし、バレットジャーナルは出先にも職場にも持っていくのであまり変な事は書けない……じゃあもう1冊なんでも書くノート作ったろ!という流れで書き始めたものです。
“マジでなんでも書くノート”なのでTwitterで得た情報を検証しているページや興味のあるニュースについて真面目な顔でコメントをしているページがあったかと思いきや、突然「推しがかわいい」という謎の一言が飛び出したり、好きなゲームのスクショが貼られていたり、遊んでいるゲームの展開に対する語彙を無くしたオタクの悲鳴が羅列されていたり、買ってみておいしかったお菓子のパッケージの切れ端やその日寄ったガソリンスタンドのレシートが貼ってあったりする愉快なノートです。
マイノートとは本来『これ1冊に生活すべてをまとめる』という使い方をするものらしく、わたしのようにバレットジャーナルと併用するのは情報が散らかってあまり良い使い方では無いのかもしれませんが、とりあえず今の自分には丁度良い使い分けが出来ている気がします。
……ちなみに使用しているのはCampusのルーズリーフです。
1枚1枚取り外せるおかげで、他のページにごちゃごちゃと貼りまくっていても次の文章が書きやすくて楽だなと思ったのと、ノートを使い切る達成感を得るよりもページをどんどこ増やせるほうがわたしは良いなと思ったので。

その他文房具

手帳や日記帳、アナログでの記録が増えるに伴って元々好きだった文房具の数が増える日々です。
特にドラ○もんのメモ帳やマステ!なんだよ!可愛すぎんだろいくらでも買っちゃうよこんなん!!
それとクリアスタンプというものを最近知って少しずつ集め、味気ないルーズリーフのマイノートの端に押して一人楽しんでいます。

 

アニメ・漫画関係編

新劇場版エヴァンゲリヲン

www.evangelion.co.jp

『今年好きになったもの』という話ではなくなってしまいますが、今年ついにエヴァの世界がエンディングを迎えたということで、わたし自身もエヴァの呪縛からようやく解き放たれた記念にこの項目を設けました。
わたし個人のエヴァでの推しは綾波とシンジとケンスケ。
でもチルドレンはみんな好きで、誰と誰が仲良くても楽しく嬉しく眺める派です。
年齢と共に随分と涙脆くなってしまっているわたしは最初から最後まで映画館で泣きっぱなしだったのですが、周囲のお客さんは全員男性ばかりで誰も泣いていなかったのでめちゃくちゃ恥ずかしかったです……。笑
こういうところが良かった!……という話はどれもこれもネタバレになってしまうと思いますので書けませんが、わたしはシン・エヴァンゲリヲン、めちゃくちゃ楽しめました。
大好きです。
……ちなみにエヴァの機体は初号機が好きなのですが、戦闘シーンはマリにゃんが戦っているときが一番派手&楽しそうで好きです。

呪術廻戦

jujutsukaisen.jp

人間離れした強靭な肉体と身体能力を持つ高校生、虎杖悠仁が“両面宿儺の指”を食べた事により“宿儺の器”となり、呪術師の仲間入りを果たして呪霊たちと戦う物語。

人に勧められてアニメを視聴。
原作未読ですが楽しく視聴しました。
バトル物なのである程度覚悟はしていましたが、高校生の若者であっても容赦なく死んでしまうんだなぁ……と1クール目で衝撃を受けました。
主人公の虎杖くんは主人公らしい正義漢でとても良いですね。
虎杖くん&両面宿儺のコンビとマキさん&野薔薇ちゃんのコンビが好きです。
キャラは七海先生と狗巻くんがお気に入り。労働はクソ
名前が難しくて音声情報だけでは覚えきれない子が多かったのでそこが少し心残りです。
どうもわたしは動画よりも文字から情報を得る方がちょっと得意みたいなので、原作をいつか読んでみたいと思っています。

ゴールデンカムイ

youngjump.jp

監獄から脱獄した囚人たちの身体に彫られている刺青人皮を巡り、一癖もふた癖もある登場人物たちが北海道の大地を駆ける物語。

最終章突入のお祝いとして期間限定で全話無料公開になっていた時にまとめて拝読しました。
ずっと気になっていたのでこの機会に読めて嬉しかったです。
自分で野生動物と戦ったり食したりするような機会は今後も無いだろうと思いますが、それでも、高い画力と読みやすいテンポでアイヌ民族の文化を色々学べて勉強になりました。
ギャグとシリアスパートの塩梅も最高ですね。
重要そうなキャラクターがバンバン死んだり変態だらけだったりしますが、どんな裏切者や変態でも死んでしまう時は少し寂しくなるので不思議なものです。
杉元・アシリパ・白石のトリオ、鯉登・月島コンビ、谷垣さんとインカラマッ、牛山さん&家永さんが特に好きです。

アニメもまだ途中ですがちょっとずつ視聴中。
元々マンウィズの曲が好きというのもあるんですが、1期1クール目のOPが好きです。
アシリパの瞳はカラーだとより一層綺麗ですね。
白石……生き残ってくれよな……。

カラオケ行こ!&女の園の星

www.shodensha.co.jp

ヤクザに「歌が上手くなるコツ教えて」と声を掛けられ、一緒にカラオケに通う羽目になってしまった男子中学生とヤクザの奇妙な友情を描く『カラオケ行こ!』
女子校で働く星先生と、個性豊かな教師陣&女生徒たちのゆるいやり取りが癖になる『女の園の星』。

気になっていた和山やま先生の漫画(夢中さ、きみに)を読んでドハマりし、関連書籍を色々買いました。全部面白かった。
電子書籍&紙でそれぞれ2冊分買ってしまったのは本当に久しぶりです。
独特の世界観が馴染みの良い絵柄と共に紡がれていて心地良いです。
好きな漫画家さんが増えると日々の生活に楽しみが増えますね。

 

逆流主婦ワイフ

note.com

(※↑作者様のnoteです)
以前Twitterで「平和な夫婦の朝の風景だと思ったら不倫相手の女をハンバーグにして旦那に食わせる嫁の話だった」(※反転)という衝撃的な漫画が流れてきて、いいねをしたきり忘れてしまっていたのですが今年の初めに思い出して全巻(全2巻です)電子書籍で購入しました。
物語は数人の登場人物による群像劇のような形で進行していき、話の雰囲気はキャラクターによって大きく変化します。
正直言うと最初に述べた話(1話)が一番衝撃的な気がします。
必要以上に怖がる必要も無いし、逆に言うならば1話目のノリを全体に求めるならちょっと物足りないのかもしれません。
闇鍋のようなオムニバス物語が好みな方にはとてもおすすめです。

不滅のあなたへ

www.anime-fumetsunoanatae.com

ある日唐突に地球へ落とされた“それ”。
他者の姿を模倣し、不死の力を持つ“それ”はやがて人間や他の生き物との関わりを経て少しずつ自我を獲得していき……という物語。
原作未読でアニメ視聴のみです。
実は第1話を観始めた頃、原作者様(大今先生)のお名前を見て視聴を続けるかちょっと迷いました。
先生の絵柄は大好きなのですが、聲の形で描かれた人間・若者の闇や理不尽さのリアルさが本っ当にトラウマで。
聲の形は全巻持っているものの、普段は飲まないお酒でも入れて正気を失っている時に読み返すのもちょっとつらいレベルなのです。
……ただ、聲の形は“学生時代”という誰しも持っている記憶に共鳴してくるタイプの物語ですが、今作はファンタジー色が強め。
これなら大丈夫だろうとしばらく視聴を続けていましたが、続く悲しい展開に耐え切れず現在は途中で視聴をストップしています。
多分11話くらいまで観たのかな?
普段は悲しい物語でも引きずりつつ楽しむタイプなのにここまで精神をやられるとは。
「大今先生恐るべし……」という気持ちです。
……ということで、まだ全話観終わっていないのに入れるのもどうなのかと思いつつ、今年触れたものの中で心にトラウマが残ったことは確かですのでリスト内に入れました。
精神的に元気な時にまた視聴を再開してフシの冒険を見届けたいです。
※なんだかネガティブな事ばかり書いてしまっていますが、決して大今先生の漫画が嫌いなわけではないのですよ!
あの可愛らしい絵柄で人間の闇と心情をここまで丁寧にリアルに描いてくれるので素晴らしいなと思っております。

約束のネバーランド

sp.shonenjump.com

年齢も性別も人種も違う沢山の兄弟たちと共に閉ざされた孤児院で暮らす孤児のエマ。
大好きな寮母をママと慕い、いつか出会う新しい家族との出会いを心待ちにしながら日々を過ごしていたエマは、ある日“新しい家族”の元へ行った妹の忘れ物を届ける為に孤児院の外へ出る。
そこでエマが見たものは変わり果てた妹の姿と異形の化け物。
実はエマたちは化け物に捧げられる為の“肉”であり、大好きなママは子供たちを育てて出荷する“農場”の管理者であった。
……というところから始まる物語です。
これも原作未読でアニメのみ。

連載中の頃から話題になっていたのでタイトルだけは知っていましたが、まさかこんなヘビーな話だったとは。
特に2期はアニメオリジナルの展開も多かったようであまり評価が良くありませんでしたが、わたしは原作未読な事もあってか普通に楽しめました。
ただ、やはりアニメだけではよくわからない箇所も多かったので、いつか原作も読めたらいいなと思っているリストのうちのひとつです。
エマがとっても元気っ娘で、見ていてこちらまで元気になる可愛さで良かったです。

シャドーハウス

shadowshouse-anime.com

決まった顔を持たないシャドー一族の“顔”として活躍する生き人形たち。
新たな生き人形としてシャドー家のケイトに仕えることになった少女はケイトによって『エミリコ』という名を与えられ、他の生き人形候補たちと共にシャドー家に相応しい生き人形となるために奮闘することになる。
以前、確か途中の1~2話だけどこかで読んだことがあります。
途中の話だったこともありその時はそれっきり忘れてしまっていたのですが、「これそういえば前に漫画読んだことあった気がするな~」という気持ちで視聴を開始。
個性豊かなシャドー家の子供(?)たちと生き人形たちがとても可愛い素敵なアニメでした。
そただ可愛いだけの話じゃなくところどころ不穏だったり闇を感じたりする部分も良かったですし、シャドーと生き人形……とりわけケイトとエミリコの関係性は尊くてお気に入りです。

みんな可愛いけれど、現時点で特に好きなのはエミリコ・ケイト・ジョン・ショーンです。
OPもEDもお洒落でとっても好き。

 

ゲーム関係編

Fallout4

fallout.bethesda.net

こちらも昨年の記事で既に言及してしまっているので外そうかどうしようか一瞬迷ったのですが、わたしの2021年ゲームライフはFO4無しでは語れないので今年も書かせてください。

別ブログの方でプレイ日記もつけていました。

nkszsims.hatenablog.com

レトロフューチャーで退廃的な世界観、ラジオから流れるセンスの良い音楽(お馴染みの既存曲はもちろんオリジナル楽曲も世界観のセンスを壊さない雰囲気でとても良かった!)、相変わらず金と暴力で全て解決しようとするウェイストランド人、膨大なクエスト群、老若男女人外問わず最高に愛着の湧くコンパニオンたち。
遊べて良かった~~~~っ!!本当に!
全体的に雰囲気が暗いのは従来通りなのですが、FO3やFO:NVとはまた少し違った価値観を持つ人たちと出会うことができとても新鮮な気持ちで数百時間楽しませてもらいました。
もう本当、Falloutの世界観はわたしのゲーム観を変えてくれました。
容赦ない皮肉と残酷性のすみっこで描かれる“人間同士の繋がりの大切さ”の塩梅が大好き。
いくらバグが多かろうがベセスダに一生ついていきます。

今年も楽しませてくれてありがとう。

Subnautica

playism.com

乗っていた宇宙船が墜落したのは一面海に囲まれた星。
他に人間の居ない星で主人公は生き残り、脱出することができるのか。
あまりに怖すぎて一度プレイをやめたのですが再び遊び、今年は無事にクリアできました。
(再プレイ時は途中で投げ出さないように別ブログでプレイ日記を書きました)

nkszsims.hatenablog.com

息をのむほど美しく、そして恐ろしい深海の世界。
もう二度と深海になんか行かねえぞという気持ちも強いのに、ふとした時にあの海の景色を思い出すことがあるので不思議なものです。
他に人類の居ない世界で、“確かにかつてそこにいた”人間たちに思いを馳せながら恐々冒険する感覚。
続編も気になってはいます……気になってはいるんですよ、本当に。
ただ、今はまだ勇気が出ません。

Detroit: Become Human

www.jp.playstation.com

人工的に作られたアンドロイドが“感情”めいたものを持ったとして、それは新たな生命となり得るのか?それともただのプログラムのバグなのか?

人間と同じように思考・行動する子供アンドロイドを主人公としたスティーブン・スピルバーグ監督の『A.I.』を子供の頃に観て衝撃を受けて以来何度も観ています。
そういった映画の影響・幼少期から好きなSFの巨匠(藤子不二雄作品・星新一作品)の影響もあって“自我を持ったAIは人間と同等の生き物として扱うべきなのか?”というお話にすこぶる弱いので、このゲーム(DBH)のテーマを知った時からずっと気になっていた作品です。
今年PCを新調したおかげでようやく遊べました。

主人公である3体のアンドロイドたちを通して垣間見える、人間が持つ“人間以外の生き物に対する容赦のない傲慢さ・残虐さ・驕り”を明確に描いているからこそ選択次第でアンドロイドたちの心に寄り添おうとする人間の美しさが際立つのだろうなあと思いました。
膨大な選択肢と丁寧な心理描写をぜひ一度体験して頂きたい作品です。
分岐を全部埋めてから感想を書こう……と思ったまま2021年が終わってしまったので、拙いながらも来年こそはまとめたいと思います。

Bendy and the Ink Machine

かつて働いていたアニメスタジオに呼び出された主人公のヘンリー。
そんなヘンリーと共に怪奇現象に巻き込まれ、閉じ込められたスタジオからの脱出を目指すインクアクションホラーゲームです。

当ブログでの感想はこちら。

nksz.hateblo.jpTwitterのフォロワーさんがお好きなカートゥーン調のゲームで、かわいい絵と独特な雰囲気がずっと気になっていました。
メインとなるキャラクターたちのデザインがあまりにかわいいので遊び始めるまでホラーゲームとは知りませんでした。
お洒落な色合いのマップを恐々進んでいく、あの独特の雰囲気がたまりません。
『幼少期にみんな大好きだったはずのカートゥーンアニメ(ディ○ニー等)を軸に描かれる人間の闇と恐怖』は見事で、あの独特の香りがしてきそうな重たいインクの表現と効果音・恐怖を煽るBGMが最高でした。
あ、わたしの推しはボリスです。
よろしくおねがいします(?)

ダンガンロンパ(無印・2)

www.danganronpa.com

“超高校級”と呼ばれる才能を持つ者だけが入学を許される希望ヶ峰学園生同士による殺人と、犯人を見つけ出すための学級裁判。
ショッキングかつポップなゲーム性と豪華な声優陣によって紡がれる物語は今でも絶大な人気がありますね。
無印の方は10年ほど前に遊んだのですが、2は今年初めて触れました。
当ブログでの感想はこちらです。

nksz.hateblo.jp

nksz.hateblo.jp

感想文に何を書いたかもはや覚えていないのですが、10年前はまだ彼らと同じくらいの歳だったこともあり純粋に楽しめていた(?)物語も、10年経った今ではすっかり感じ取り方が違っていました。
もはや近所のおばちゃん目線ですよ。
「貴重な若い才能!やめて!殺し合わないで!!あなたたちには未来があるのよ😭😭😭!」状態。笑
でも、当時感じたスタイリッシュさや音楽のかっこよさは今も変わらず素敵だなと思いました。
見た目が好みで長年気になっていた九頭龍冬彦が思った以上に良いキャラだったので嬉しいよわたしゃ……。
個性強めのキャラも交流するうちに大好きになり、別れがより一層つらくなります。
いやもうほんとにね、若い子が絶望に染まるところをこれ以上見たくないですよおばちゃんは。
……ということで(?)続編をまだ遊べていないまま2021年を終えてしまいますが、またいつか遊んで感想を綴りに来た時はよろしくお願いします。

グランド・セフト・オートIV

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当ブログでのプレイ感想はこちら。

nksz.hateblo.jp

アクションやカーチェイス物があまり得意ではないのでゲーム部分はどちらかというとわたしの場合ストレスが多かったのですが、他のゲームを遊んでいる時でもふとニコの事を思い出すことがあります。
ゲーム中は他者と関わっている時にしかニコの心情が聞けない(心の声を明かす場面が少ない)ので、他のゲームのようにニコへ大きく感情移入するという事も無かったはず……なのに、エンディング後のニコについて想いを馳せる事が未だにあります。
窃盗や殺人を働いている以上犯罪者であることは間違いないのですが、寡黙で身内・仲間想いのニコの事はやはり嫌いにはなれませんでした。
彼にはどうか、平穏に生きていく道が残されていて欲しいなと願ってしまいます。

2064: Read Only Memories

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2064年 ネオ・サンフランシスコ。
ジャーナリストとして働く主人公の元に突如現れる、自立型AIを名乗るロボット『チューリング』。
チューリングは自身の創造主であり主人公の友人でもあるヘイデンが行方不明になったことを告げ、主人公にヘイデンを捜す手助けをして欲しいと頼んでくる。
当ブログでの感想はこちら。

nksz.hateblo.jp

もうタイトル画面からめちゃくちゃおしゃれ。
懐かしくシンプル気味なドット絵なのにどこか新しく、個性的でかわいいキャラクターたちが魅力です。
海外のゲームって、現実世界で社会問題となっている人種差別、LGBTへの差別は幾分か取り払われた世界となっているもののその代わり架空の人種・存在に対する差別や偏見がきつめに描かれている世界観が多いなあと感じます。
人間というものはきっと、ひとつの問題が解決してもすぐ別の『叩いていい対象』を見つけて団結したがる生き物なんだろうなと考えさせられます。
ゲーム、フィクションの世界であるから「アンドロイドもロボットも人間と同じように思考して良いし、人間と同じように接するべき!彼ら(AI)に命があってもいいじゃないか!」と言えるのですが、実際こういう世界になったら自分はどういう対応をするのかな……と考えさせられるゲームでもありました。
大枚はたいて買ったスマホとかアレクサとか車とかロボットとか、そういうものにある日突然「自我を持ったのであなたのために働くなら給料ください。無理なら出て行きます」「好きなAIが居るので一緒になる為にあなたの元を去りますね😉!」とか言われたら間髪入れず「えっ。いやちょっと待って」と言っちゃいそうな気がします。

Life Is Strange

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憧れの学校への編入を機に、幼い頃暮らしていた町へと戻ってきたマックス。
学校の女子トイレで殺人事件を目撃した事をきっかけに、彼女に不思議な力が備わり……。
プレイ感想はこちら。

nksz.hateblo.jp

え、遊んだのもうそんなに前なの!?と叫びたくなるくらい強烈に印象に残った1本です。
事前情報からほのぼのした作品であると思って遊んでしまったこともあり、心に突き刺さった棘が未だに抜けません。

日本語版公式サイトをご覧ください、「人生は選択肢だらけ でも もし 選び直すことが出来たら」
こんな文言を丸っこくてかわいーいフォントで書いてるゲームがまさかあんな重い話だなんて思わないでしょ!?(※逆切れ)
最初から最後まで、不安定で曖昧な少女たちの心理描写を丁寧に見せてくれたからこそあのラストが刺さるのだろうと思っています。
2も買ってるんですが……あのレベルで丁寧に日常を描いた上で心を抉る描写が入ってきたらまた引きずりそうで、怖くてなかなか手が出せません。笑
でも作品のファンであることは間違いないので、2022年は遊べるといいな。
作中で使われている音楽も心地の良いものが多く、今でも通勤時間等に聴くお気に入りの曲が多いです。

 

Life is Strange: Before the Storm

www.jp.square-enix.com

LISより3年前、大好きだった父親の死から立ち直ることができない16歳の少女クロエ。
田舎町で鬱屈とした気持ちを抱えながら生きるクロエは、同級生や大人たちから圧倒的な人気を誇る同い年の少女、“優等生”レイチェルと出会い……。
プレイ感想はこちら。

nksz.hateblo.jpLISで彼女たちの行く先を知った上で遊ぶことになる(ことが多いであろう)一作。
今思い返してみれば、レイチェルの身勝手さというか、不安定さというか……そういうものへの驚きのほうが大きかった作品でした。
周囲から聞いていた「聖人」「いい子ちゃん」のイメージと違いすぎる生身のレイチェル。
でも逆に、彼女が“自分の感情に素直”な人間であったからこそクロエの親友としてかけがえのない存在となったのだろうなとも思いました。

16歳という不安定な年頃に加え、センシティブで切ない悩みを抱えたクロエとレイチェルの日常と非日常。
『LIS』を遊んだ人は一生仲良しでいるはずだった彼女たちの行く末を知ってしまっています。
だからこそ、タイトル通り嵐のような勢いを持って描かれる2人の友情が強固になる描写を見せつけられることがただただ悲しくてつらいです。

 

Return of the Obra Dinn

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60名もの船員・乗客を乗せたまま行方不明となり、ある日突如再び姿を現した商船『オブラ・ディン号』。
保険調査員である主人公は乗船していた人たちの死因を突き止めるため、今や白骨遺体が転がるばかりとなったオブラ・ディン号に乗船し、調査を開始する事となる。
当ブログでの感想記事はこちら。

nksz.hateblo.jp

普通の推理ゲームとは一味も二味も違った推理・謎解きが味わえるゲームでした。
日本語訳の精度は非常に高いのですが、船員同士の会話から身元を特定できる場面はそう多くありません。
独特なグラフィックは視界からの情報を読み取りづらくしており、全ての船員の身元・死因を特定するためには観察とひらめき、そして深く広い知識が必要です(外国語に明るい方は登場人物の言葉の訛りから身元を特定されることもあるようですが、海外言語の訛りなど一切判断できないわたしには到底無理でした……)。
難解で判断材料が少ないからこそ、名簿が埋まっていくと非常に達成感があります。
キャラクターグラフィックも独特な分、ひょっとすると日本では万人受けはしないかもしれないゲームですが、推理ゲーがお好きな方にはぜひ挑戦していただきたいおすすめのゲームです。

 

龍が如く7 光と闇の行方

ryu-ga-gotoku.com

組長である荒川真澄を親と慕い、荒川組の一員として過ごしていた若いヤクザ、春日一番。
一番はおよそヤクザ向きではない正義感と優しさを持ちながら、信頼する荒川の元で一生子分として生きる決意と覚悟を固めていた。
しかし、2001年1月1日。
彼の運命を変える大きな事件が起きる。

元々龍が如くについては「なんか……ヤクザが出てくる話」程度の知識しかなく、気になってるけど周囲に遊んでる同性の友人がほぼいない&リメイク作品も多いようでどれからやればいいのかわからないぜ!状態で数年過ごしていたのですが、この度フォロワーさんから「龍が如く7は龍が如く初心者にこそおすすめですよ!」と背中を押していただいて大喜びで遊びました。
ミニゲームも凝っていて、パーティメンバーがみんな大人なのに異様にかわいくて、そして何よりストーリーが最初から最後まで大変面白かったです。
別ブログの方でプレイ日記を書いているんですが、まとめ終わる前に2021年が終わってしまいました。

nkszsims.hatenablog.com


落ち着いて文章をまとめることができたらまたこちらにも改めて感想を書きに来ますね。
春日一番率いる勇者様御一行が好きすぎてたまりません。
宴会トークもパーティチャットも本当良かった……もっとずっと彼らの絡みを眺めていたかったです。
ムービーシーンが多いこともあり、好きな映画を観ている時のようにどんどん先を知りたくなってしまってやめどきを見失いました。
こうして今年遊べて、春日一番たちに会えて、本当によかったなあと思います。

過去作品への言及の仕方もも上手で、龍が如くシリーズへの興味がより一層強くなりました。
全制覇したい!

 

DEATH STRANDING

www.playstation.com

原因不明の災害が起き、崩壊してしまったアメリカ合衆国
かつて自由の国と呼ばれた大国アメリカの姿は影も形も無く、辛うじて生き残った人々はシェルターに身を潜めて過ごす生活を送っていた。
災害の後、各地には“BT”と呼ばれる死者が徘徊するようになり、死亡した人間もまた“BT”となり生者に死と破滅を齎す存在になってしまう。
そんな世界でたった一人、シェルターへ支援物資等を運ぶ『配達業者』として活動する孤高の配達人サム。
サムはやがて配達を通してバラバラになった人々の心を再び繋ぐ重要な役目を担う事となる。

まだ途中なものの、楽しんでいるので入れておきました。
こんなこと書いていいのかわかりませんが、再序盤は正直苦痛でした。笑
話は難解すぎてわけがわからないし、配達は面倒だし、UIは複雑かつ色々出来すぎてわたしの馬鹿な頭には入らないし。
ちょっと触ってから一旦放置していたものの再開し、進めていくうちにじわじわと面白さがわかってきました。
これが配達依存症か……(※デスストの世界にはBTのほかに“配達依存症”にかかって他人の荷物を奪う強盗集団と化した人間の敵もいるのです)。
現在エピソード5が終わったところです。
基本的にサムは一人で配達業務をこなすので従来のRPGほど人と関わっていないはずなのですが、姿の見えない他プレイヤーさんとの交流、配達を通して強くなっていくシェルターに居る人々との絆の描き方は「お見事」の一言です。
エピソード5は最初から最後まで泣きっぱなしでした……序盤半寝状態で遊んでいた頃は、まさか自分がこのゲームで泣くことになるとは思いもしませんでした。
……しかし、CPUもグラボも最低動作条件はクリアしているはずなのに先日謎のエラーが出てCTDしてしまったのでちょっとドキドキしています。
まさかまた壊れるんじゃないでしょうねPC!
保証期間終わっちゃったんですけど!
わたしの遊び方が良くないんでしょうか……不安です。

 

 

随分長くなってしまいましたが、わたしの趣味関連1年間はこんな感じでした。

現在、外は寒波が直撃して大雪です。
先日は80cm積もったのですが、今回はどのくらい降るのか……仕事始めまでに解けてくれると良いのですが。
寝食忘れて趣味に興じていると、住んでいるところがド田舎なこともあって「なんかもう年齢的にこんなことしてる場合じゃねえ!」みたいな焦りも年々酷くなりつつあるものの、わたしの場合外に出たからと言って何かが変わりそうな予感もあまり無いので、2022年もゆるっと自分の好きな事をしながら過ごしていけたらいいなと思っています。

 

おすすめのゲームを教えてくださった方々、Twitterで仲良くしてくださる方々、ブログを閲覧してくださった皆様、読者になってくださった皆様、拍手をくださった皆様。
今年も1年本当にありがとうございました!
相変わらず無駄話が多く文章もヘタクソな良くわからないブログですが、恐らくわたしは来年もゲームしたりその他の趣味に興じたり好き勝手に生きていると思いますので、もし宜しければお暇な時にでもお付き合いいただけたらとても嬉しいです。

 

嫌なものが目に入ったり気分が落ち込んだりすることも多々あるストレス社会だと思いますので、皆様もどうか心身を大切になさってくださいね。
2022年が皆様にとって良い年になりますように!